オスカーズグラインド法もカジノで使えるマーチンゲール法のような「ベッティングシステム(カジノの賭け方・戦略)」の一種で負けたら賭け金を変えず、勝つ度最初の賭け金を加えるという戦略的な賭け方のことです。

具体的な方法は後で解説するわ!初心者の方でも安心してね。
このオスカーズグラインド法はマーチンゲール法の連敗時2倍賭けのような「急激な賭け金の膨らみ」はありません。
そのため、資金力がなくても挑戦できる賭け方ですし、損失額の膨らみに焦ることもないです。
また「負けても利益が出る方法」ともいわれ、特に勝率が1/2(50%・2択)のゲームで相性が良い賭け方となります。これも後で解説します!

さらにマーチンゲール法のように賭け方はシンプルで覚えやすく、初心者でもできる!覚えておいて損はないわね。
今回解説していくのは魅力溢れる「オスカーズグラインド法」のやり方となります。カジノ初心者から上級者まで楽しんでいただける内容ですのでぜひ最後までご覧くださいませ!
オスカーズグラインド法の賭け方
オスカーズグラインド法の賭け方は以下の通りです。
- 【前提】勝率が1/2(50%)のゲーム(後述)に使用する
- 最初にベットした金額を「1単位(1ユニット)」とする(最初に2ドル賭けたら2ドルで1単位)
- 勝ったら次のベット額を1単位増やす(最初2ドル賭ベット:勝ちで+1単位で4ドル、次は6ドル,8ドル…)
- 負けたらベット額を変えず「前回」賭けた金額と同額を賭ける
字面が難しいので図説します。
このようにして負けたら次のベットは前回と同額を賭け、勝ったら次のベット額は1単位を増やしていきます。

おさらいだけど1単位は「最初に賭けた額」よ。最初に1ドルをかければ勝ちで次ベット額は「2ドル」次は「3ドル」と1単位ずつ増やしていくの。
なお、ルールとして2単位(賭け分抜きで+1単位)または1単位(賭け分抜で±0単位)でも還元されたらならリセットをかけ、賭け単位1単位として仕切り直します。
このようにして「儲けが1単位でも出たら(または収支±0になったら)リセット」という流れとなります。
また、もし勝ちで1単位加える場合、儲けが1単位以上出そうな場合は上記の画像のように調整しましょう。この調整が複雑と感じる場合は単に「儲けが出たらリセット」でも良いとされています。

覚えるルールはこれだけ!2つの画像を見返して規則性を覚えてみてね!
オスカーズグラインド法を実践で試してシミュレーションしてみる【参考にして】
実際にオスカーズグラインド法を勝率1/2(50%)で配当倍率2倍のゲームで試してみると以下のようになりました。オスカーズグラインド法の規則性を理解するために使用していただければと思います。
勝敗 | 賭け金 | 次回賭け金 | 還元 | 儲け (賭け分抜き) |
||
1セット | 1 | 勝ち | 2ドル (以後1単位) |
リセット | 4ドル | 2ドル =1単位 |
2セット | 2 | 負け | 2ドル (1単位) |
2ドル (1単位) |
0ドル | 0ドル |
3 | 負け | 2ドル (1単位) |
2ドル (1単位) |
0ドル | -2ドル | |
4 | 負け | 2ドル (1単位) |
2ドル (1単位) |
0ドル | -4ドル | |
5 | 勝ち | 2ドル (1単位) |
リセット | 4ドル | 0ドル =0単位 |
|
3セット | 6 | 負け | 2ドル (1単位) |
2ドル (1単位) |
0ドル | -2ドル |
7 | 勝ち | 2ドル (1単位) |
リセット | 4ドル | 2ドル =1単位 |
|
4セット | 8 | 負け | 2ドル (1単位) |
2ドル (1単位) |
0ドル | 0ドル |
9 | 負け | 2ドル (1単位) |
2ドル (1単位) |
0ドル | -2ドル | |
10 | 勝ち | 2ドル (1単位) |
リセット | 4ドル | 2ドル =1単位 |
|
5セット | 11 | 勝ち | 2ドル (1単位) |
リセット | 4ドル | 4ドル (1単位以上) |
6セット | 12 | 勝ち | 2ドル (1単位) |
リセット | 4ドル | 6ドル (1単位以上) |

ルール通り、負けたらベット額を変えず前回と同額を賭けてみたよ。負債が相殺(0単位)または1単位以上儲けが出た場合はリセットとしたわ。
儲けは6ドルとなりましたね。オスカーズグラインド法で確かに儲けが出ることが証明されました。

負けの回数が多ければ、2セット目のように勝っても負債を消化するだけで、0単位(収支±0)になった時点でリセットがかかるわ。
そのため、負けすぎると上記のように12戦程プレイしても儲けが出ないこともあるので注意よ。

でも、そもそも「独立事象(1戦ごとにシャッフルや状況のリセットなどがあるゲーム)」で勝率1/2のゲームは、負け続ける方が難しいわ。以下の確率を見て!
勝率1/2のゲーム | ||
確率 | 各連敗時の勝率 | |
負ける確率 | 50.00% | 50.00% |
2連敗 | 25.00% | 75.00% |
3連敗 | 12.50% | 87.50% |
4連敗 | 6.25% | 93.75% |
5連敗 | 3.12% | 96.88% |
6連敗 | 1.56% | 98.44% |
7連敗 | 0.78% | 99.22% |
8連敗 | 0.39% | 99.61% |
9連敗 | 0.19% | 99.81% |
10連敗 | 0.09% | 99.91% |

このように、連敗すればする程勝率は上がっていくわ。4連敗以上の勝率は9割を超えているの。10連敗もするようであればそのカジノ側を疑った方がいいわね。
でも気を付けて!オスカーズグラインド法には「デメリット」も
オスカーズグラインド法にはデメリットもいくつかありますので注意しましょう。
デメリット1:「負けが多いと負債の消化に追われ利益が出にくい(=長期戦化する)」
先ほども説明しましたが、通しで見て「負け」の回数が多いと累計損失(負債)が膨らんでいきます。
オスカーズグラインド法は前回と同額をベットしてこの負債を地道に解消していくので、相応の勝利数を必要とし挽回に時間がかかります。

前章の1セットが長引いたものを参考にしてね。
オスカーズグラインド法はマーチンゲール法の連敗時2倍賭けのように、負けを1回の勝利で挽回できる攻撃力はないのです。
このように「長期戦化」は必至でしょう。オスカーズグラインド法での利益獲得には時間を要します。
デメリット2:「勝ち続けなければ利益が出ない」
オスカーズグラインド法の難点は利益が出にくいことです。勝ち続けたところで毎回リセットがかかるので結局は1単位ずつ賭けることになり、地道に稼いでいくことになります。
デメリット3:「(不慣れだと)計算が面倒」
特に連敗した後に勝ちが連続した場合、負債を消化するために次のベット額を「+1単位」ずつ増やしていきますよね。
次にベットする金額は同額ではなく前回のベット額に+1単位していくので、初心者の方ですとここで計算が混乱する可能性があります。
慣れると頭の中で表をしっかりと描けるようになるので、やはり繰り返して計算になれるしかありませんね。
オスカーズグラインド法の「損切り」
「損切り」とは、これ以上損失が出ないように負け続けた場合はゲームを中止する、というテクニックのことです。
オスカーズグラインド法の「損切り」のタイミングは特に決められてはいません。
そのため、最初に「オスカーズグラインド法で連敗して〇ドル失ったらそこで止めておこう」と必ず決めておきましょう。一度決めたら勇気が要りますが、必ずその通り実行してください。

損切りを無視して連敗時にだらだらと続けてしまうと負債が膨らみ、損切りの効果がなくなってしまうので注意!
オスカーズグラインド法が使えるゲーム!オンラインカジノでは禁止?
オスカーズグラインド法と相性が良いゲームは配当2倍・勝率50%・独立事象(前のゲームの結果が影響しない)という条件のカジノゲームです。
例えば、ルーレットやバカラ、ブラックジャックなどがあります。



バカラやブラックジャックに関しては独立事象(毎回必ずシャッフルを行う)であることが前提です。シャッフルを行わない場合、独立事象ではないので条件から外れます。
また、オスカーズグラインド法はオンラインカジノ上で規制されているわけではないのでご安心ください。至極真っ当な賭け方としてオンラインカジノ上でも人気です。
オスカーズグラインド法の「改良」版
これはオスカーズグラインド法のデメリットでもあるのですが、連敗後に勝ちと負けが交互に続いてしまうと一向にセットにリセットがかからず、負債が膨らんでいくという状況に至ります。以下の表をご覧ください。
勝率が1/2(50%)のゲーム | ||||||
勝敗 | 賭け金 | 次回賭け金 | 還元 | 儲け (賭け分抜き) |
||
1セット | 1 | 負け | 2ドル (1単位) |
2ドル (1単位) |
0ドル | -2ドル |
2 | 負け | 2ドル (1単位) |
2ドル (1単位) |
0ドル | -4ドル | |
3 | 負け | 2ドル (1単位) |
2ドル (1単位) |
0ドル | -6ドル | |
4 | 負け | 2ドル (1単位) |
2ドル (1単位) |
0ドル | -8ドル | |
5 | 負け | 2ドル (1単位) |
2ドル (1単位) |
0ドル | -10ドル | |
6 | 負け | 2ドル (1単位) |
2ドル (1単位) |
0ドル | -12ドル | |
7 | 勝ち | 2ドル (1単位) |
4ドル (+1単位 ・2単位) |
4ドル | -10ドル | |
8 | 負け | 4ドル (2単位) |
4ドル (2単位) |
0ドル | -14ドル | |
9 | 勝ち | 4ドル (2単位) |
6ドル (+1単位 ・3単位) |
8ドル | -10ドル | |
10 | 負け | 6ドル (3単位) |
6ドル (3単位) |
0ドル | -16ドル | |
11 | 勝ち | 6ドル (3単位) |
8ドル (+1単位 ・4単位) |
12ドル | -10ドル | |
12 | 負け | 8ドル (4単位) |
0ドル | -18ドル |
このように一度もリセットがかかることなく、勝っても負債ばかりが膨らんでいく様子が分かると思います。
このようなときは・・・
・・・というようにオスカーズグラインド法を改良するとセットが長引いても損失が大きくならなくなります。軍資金を守るためにもオスカーズグラインド法利用時は上記の点にご注意ください。
まとめ:実際に使うなら・・・
オスカーズグラインド法はマーチンゲール法と異なり、大きな軍資金を必要としません。ただし利益を出すまでに長期戦となることも多いので時間が必要です。
また、連敗時は勝ちと負けが交互する可能性を考慮し、必ず先の「改良型オスカーズグラインド法(連敗後は勝っても1単位増やさない)」に切り替えて使用しましょう。
連敗の際はあらかじめ決めておいたタイミングを見つけて損切りをしても良いでしょう。軍資金を守りつつオスカーズグラインド法を実践してみてくださいね。