ブラックジャック「ベーシックストラテジー」を5分で理解!

ブラックジャックの「ベーシックストラテジー」とは、引き得る数字の「確率」をもとに、次にとるべきアクションをまとめて作られた必勝法の早見表のことです。

統計に基づく計算で最適化されたアクションの早見表なので、ブラックジャックをまともに攻略したいのであれば、ベーシックストラテジーは知っておくべきでしょう。

「ブラックジャックでうまく立ち回れない」と困るカジノ初心者や中級者は多い。このベーシックストラテジーは日本語で「基本戦略」すなわち「セオリー」なので理解できれば、プロ同様にふるまえるよ

なんだか難しそうに見えるけど、カジノを攻略してる感があって楽しいよ!この記事ではやり方から検証方法、注意点まで解説するので使いこなしたいなら必見の内容!

  1. 【まずは覚えて】ベーシックストラテジーは3種の表がある
    1. 【基本】「ハードハンド」時のベーシックストラテジー
    2. 【Aがあったら】「ソフトハンド」時のベーシックストラテジー
    3. 【数字揃ったら】「ペアハンド」時のベーシックストラテジー
  2. ブラックジャック「ベーシックストラテジー」の賭け方【絶対わかる】
    1. ベーシックストラテジーの手順・流れ【フロー付】
    2. ブラックジャックでベーシックストラテジーを使う例
    3. 例:ベーシックストラテジーで4枚目を引くケース
    4. 例:ソフトハンドからハードハンドになるケース
    5. 例:ハードハンドからソフトハンドになるケース
  3. ベーシックストラテジーが勝てない?「勝率」「期待値」は…
  4. ブラックジャックでベーシックストラテジーを試した結果…【要参考】
    1. ブラックジャック20ゲームでベーシックストラテジーを試した結果
    2. 結果からわかる特徴1:「ほぼほぼハードハンドの表を使う」
    3. 結果からわかる特徴2:「次にソフト、最もケースが少ないのはペア」
    4. 結果からわかる特徴3:「表の使い分け、計算と表をたどる作業で混乱しがち」
  5. 実際に使って分かったベーシックストラテジーの注意点
    1. 注意点1:ヒット時はBSが変わる可能性がある
    2. 注意点2:ベーシックストラテジーでもインシュランスを使わない
    3. 注意点3:勝率はカジノやテーブルごとに変わる
  6. まとめ

【まずは覚えて】ベーシックストラテジーは3種の表がある

ベーシックストラテジーでは「手札」の状況に応じて3種の表を使い分けます。詳しい賭け方の流れは後で解説しますので、今はこれから紹介する3つの表を理解しておきましょう。

【基本】「ハードハンド」時のベーシックストラテジー

「ハードハンド」とはAが含まれていない手札(ハンド)のことです。「A」を引く確率はやや低いので基本的にはこのハードハンドになると思ってください。以下の表をご覧ください。

一番左側が手札の「合計数」です。これとディーラーの「アップカード1枚の数字」をを照らし合わせ、対応するマスのアクションを行います。

ベーシックストラテジーは確率的に勝負できそうなときはダブルダウンしたり、シュー内に残る「10」の数を確率計算で予測して、こちらがスタンドしてディーラーのバースト負けを誘発させるように立ち回る考え方に基づいています。

この表で使うアクションは以下の3種類です。

  • +1」=「ヒット」:カードを1枚引く。
  • ×2」=「ダブルダウン」:賭け金を2倍にしてカードを1枚引き、勝負(これ以上カードは引けない)。
  • 」=「スタンド」:カードを引かず、今の手札で勝負。

例えば、合計が8でディーラーのアップカードが10なら「+1」で「ヒット(1枚引く)」となります。合計が15でアップカードが6なら「」で「スタンド(勝負)」でディーラーのバースト負けを狙います。

まずはこのハードハンド時のベーシックストラテジーをしっかりと頭に入れておきましょう!

【Aがあったら】「ソフトハンド」時のベーシックストラテジー

手札にAが含まれている手札(ハンド)を「ソフトハンド」といいます。基本はハードハンドですが、Aが出てソフトハンドになった場合は以下の表に基づき、照合していきます。

一番右側の列は手札の合計数です。Aが「1」と「11」の役割を持つので変わった表記をしています。この表もしっかり理解しておきましょう。

【数字揃ったら】「ペアハンド」時のベーシックストラテジー

これはもっと珍しいですが最初に配られた2枚の数字が揃ったら「ペアハンド」です。ペアハンド時は特殊で、以下の表を使います。

  • ><」=「スプリット」:ペアハンドの時、2枚のカードを2つのハンドに分割し、それぞれのハンドで1枚ずつカードを引く。ただし、2つ目のハンドにも同額の賭け金が必要)。

ペアハンド時はこのスプリットというアクションが選べます

ただし、2つの数字が揃ったからといって、ひたすらスプリットを使ったところで勝てるわけではありません。「ヒット」するべき場合もありますし、「ダブルダウン」した方が良い場合もあります。

上記の表が統計学の合理的な計算に基づく最適な動きなので、必ず守って勝率を高め、利益を得よう!以下はアクションのおさらいよ。

ブラックジャック「ベーシックストラテジー」の賭け方【絶対わかる】

3つのベーシックストラテジーの表は理解できましたか?いきなり実戦で覚えて使うのは難しいですので、このページを開きつつ試合に臨んでいただければと思います。

ブラックジャックでベーシックストラテジーを使った賭け方は以下の通りです。便宜上、ベーシックストラテジーを「BS」と略します。

ベーシックストラテジーの手順・流れ【フロー付】

ベーシックストラテジーの手順・流れは以下の通りです。

  • 【STEP1】ブラックジャック開始。賭け金を決めてベット。※ベーシックストラテジーの勝率の高さを信頼して最大ベットしていました。
  • 【STEP2】手札が配られたら、自分の手札2枚とディーラーのアップカードの数字を確認。基本は「ハードハンド用のBS」を使うが「A」が含まれていたら「ソフトハンド用のBS」、2枚の数字が揃ったら「ペアハンド用のBS」を使い分ける。
  • 【STEP3】各BSの表で自分の数字の合計とディーラーのアップカードを照合して、対応する表に書かれたアクション通りにアクションを行う。
  • 【STEP4】BS表で「スタンド(勝負)」のアクションが出るまでBS表を使ってアクションをする。
  • 【STEP5】勝ったら賭け金2倍が還元ダブルダウン成功なら最初の賭け金の4倍が還元。負けたら賭け金没収。次の勝負へ。

もっとイメージをしてもらうために例で考えてみます。

ブラックジャックでベーシックストラテジーを使う例

例えば、STEP2で配られた手札が「Q(10)」と「9」でディーラーのアップカードが「K(10)」だとします。

合計は19で手札はAがない「ハードハンド」ですね。ハードハンド用のベーシックストラテジー表を利用しましょうSTEP3

合計は「19」で「17以上」であり、ディーラーの「K(10)」と照らし合わせると、結果は「」つまり「スタンド」ということになりますSTEP4

大まかな流れは理解できたでしょうか?イメージで流れをつかむのも大切ですが、実戦でベーシックストラテジー使ってもらった方が覚えやすいと思います。

例:ベーシックストラテジーで4枚目を引くケース

例えば、手札がA,2(合計3/13)で、ディーラーのアップカードが8だとします。

手札はAがある「ソフトハンド」なのでソフトハンド用のBS表を使いますSTEP2

表では次のアクションは「+1」すなわち「ヒット」です。手札の2枚に加えて、3枚目を引きましょうSTEP3

こうして1枚引いた結果、4が出たとします。

手札はソフトハンドで、合計はまだ「7/17」です。このような場合も上記の表を利用します。または「+1」ですのでもう1枚(4枚目)を引きましょうSTEP3

こうして4枚目は3が出たとします。手札はソフトハンドで、合計は「10/20」になったのでベーシックストラテジーに基づき「スタンド」しましょうSTEP4

基本的に3枚で終わることも多いのですが、このように4枚目まで引くこともあるので覚えておきましょう。

例:ソフトハンドからハードハンドになるケース

途中までは前回の例で考えます。手札がA,2(合計3/13)で、ディーラーのアップカードが8、ソフトハンド用のベーシックストラテジー表で3枚目を引いた結果4が出たとします。

合計はまだ「7/17」で表に基づき、もう1枚(4枚目)を引きます。その結果、今度は「9」が出たとしましょう。

この場合、Aは「1」or「11」のうち「バースト負けしない1でカウントする」というルールのもと、「1」とみなし、合計は「16」となります。

そのような場合はソフトハンドではなく「ハードハンド」とみなします。ハードハンド用のBSに切り替えましょう

合計が「16」でアップカードは「8」なのでハードハンド用のBSを使い「+1」で5枚目を「ヒット」しましょう。結果は「Q(10)」を引いてしまい合計「26」でバースト負けしました。

このように途中でハードハンド用のBSに切り替える場合もあるのでご留意ください。

例:ハードハンドからソフトハンドになるケース

手札が3,4(合計7)で、ディーラーのアップカードが5、ハードハンド用のベーシックストラテジー表で3枚目を引いた結果「A」が出たとします。

この場合Aが出たので今度はハードハンドから「ソフトハンド」に変わります。合計は「8or18」です。次はソフトハンド用のベーシックストラテジーを使いましょう。

結果は「スタンド」ですので勝負しましょう。

このようにハードハンドからソフトハンドになるケースもあります。臨機応変にベーシックストラテジーを切り替えていきましょう。

ベーシックストラテジーが勝てない?「勝率」「期待値」は…

ベーシックストラテジーを使ったブラックジャックの勝率は「50%に限りなく近い」とされ、2回に1度は勝てます。ブラックジャックの配当倍率は2倍ですので、試行回数を増やせば収支プラマイゼロになるでしょう。

ただ、ブラックジャックとなれば配当倍率が2.5倍になったり、ダブルダウンが成功すれば1回の勝利で賭け金を2倍に増やして勝てるなどするので、勝敗が同数でも収益が発生します

ベーシックストラテジーは、筆者の個人的には、ブラックジャックで負ける確率を押さえつつ、ダブルダウンの成功待ちをする戦略と思っています。

ベーシックストラテジーの期待値は「約99.5%」といわれ、ブラックジャックのペイアウト率である「約96%」よりも高く、戦略なしでプレイするよりベーシックストラテジーを使った方がより高い確率で勝てます

そもそもブラックジャック自体が勝ちやすいゲームなの。

ただし、これは表に定められたアクションを忠実に守り、ベーシックストラテジー通りに動けていればの話です。

ベーシックストラテジーのセオリーを守ればほぼ確実に初期ベット額以上の金額を稼ぐことができます。「勝てない」という方は「短期戦で勝てない」という方だと思います

ベーシックストラテジーを利用したブラックジャックでは、試行回数を増やせば約99.5%という確率に収束していき、例え勝てない状態でも約0.5%程度の損失しか出ません。

もう少し粘ってブラックジャックでベーシックストラテジーを忠実に試してみましょう。

ブラックジャックでベーシックストラテジーを試した結果…【要参考】

ブラックジャックでベーシックストラテジーを20ゲーム試した結果は以下のようになりました。

ブラックジャック20ゲームでベーシックストラテジーを試した結果

20ゲームで試した結果、5.5単位を得ました。1単位100ドルなら5倍の550ドルになります。試合の流れは以下のようになりました。

手札 BS 結果 儲け
1 9,9 18 ハード
ハンド
3 スタンド ディーラー
バースト負
+1単位
計:1単位
2 K,Q 20 ハード
ハンド
7 スタンド 数字大で勝 +1単位
計:2単位
3 K,8 18 ハード
ハンド
4 スタンド 数字小で負 -1単位
計:1単位
4 10,J 20 ハード
ハンド
10 スタンド ドロー 0単位
計:1単位
5 A,10 21 ブラック
ジャック
2 勝利 +1.5単位
計:2.5単位
6 3,7 10 ハード
ハンド
10 ヒット
3,7,3 13 ハード
ハンド
10 ヒット
3,7,3,K 23 ハード
ハンド
10   バースト負 -1単位
計:1.5単位
7 A,K 21 ブラック
ジャック
6 勝利 +1.5単位
計:3単位
8 6,9 15 ハード
ハンド
10 ヒット
6,9,3 18 ハード
ハンド
10 スタンド 数字小で負 -1単位
計:2単位
9 8,J 18 ハード
ハンド
4 スタンド 数字小で負 -1単位
計:1単位
10 4,5 9 ハード
ハンド
Q ヒット
4,5,Q 19 ハード
ハンド
Q スタンド 数字大で勝 +1単位
計:2単位
11 K,3 13 ハード
ハンド
10 ヒット
K,3,8 21 ブラック
ジャック
10   勝利 +1.5単位
計:3.5単位
12 3,Q 13 ハード
ハンド
K ヒット
3,Q,7 20 ハード
ハンド
K スタンド 数字大で勝 +1単位
計:4.5単位
13 5,10 15 ハード
ハンド
3 スタンド 数字小で負 -1単位
計:3.5単位
14 J,Q 20 ハード
ハンド
6 スタンド 数字大で勝 +1単位
計:4.5単位
15 3,4 7 ハード
ハンド
2 ヒット
3,4,J 17 ハード
ハンド
2 スタンド 数字小で負 -1単位
計:3.5単位
16 8,A 9/19 ソフト
ハンド
K スタンド ディーラー
バースト負
+1単位
計:4.5単位
17 6,6 12 ハード
ハンド
A ヒット
6,6,J 22 ハード
ハンド
A バースト負 -1単位
計:3.5単位
18 A,9 10/20 ソフト
ハンド
3 スタンド 数字大で勝 +1単位
計:4.5単位
19 Q,9 19 ハード
ハンド
9 スタンド ディーラー
バースト負
+1単位
計:5.5単位
20 2,9 11 ハード
ハンド
9 ダブル
ダウン
2,9,6 17 ハード
ハンド
9 ドロー +0単位
計:5.5単位

この試合結果から学んだことを紹介します。

結果からわかる特徴1:「ほぼほぼハードハンドの表を使う」

実は「A」が当たる確率は低く、ほとんどがAが含まれない「ハードハンド」となります。実際、ハードハンド用のベーシックストラテジー表を使うことが多い結果となりました。

結果からわかる特徴2:「次にソフト、最もケースが少ないのはペア」

Aを含むソフトハンド用のベーシックストラテジーもAを引く確率が低いのであまり使用しませんが、上記の試合でもソフトハンドとなるケースはあったので、しっかりと覚えておきましょう。

結果からわかる特徴3:「表の使い分け、計算と表をたどる作業で混乱しがち」

不慣れなうちは、3種類のベーシックストラテジー表の使い分けと数字の計算、ディーラーのアップカードの確認、そしてそれらをベーシックストラテジーの表で照らし合わせる作業で混乱すると思います。

加えて、制限時間もあるので、スムーズにこなさなくてはなりません。ぜひこの記事を開いたまますぐにベーシックストラテジーの表を確認できるようにして挑戦していただければと思います。

実際に使って分かったベーシックストラテジーの注意点

ブラックジャックで実際にベーシックストラテジーを使ってみて分かった注意点をまとめて解説します。

注意点1:ヒット時はBSが変わる可能性がある

ヒットして新しいカードを手札に加えた場合、前回使ったベーシックストラテジーから切り替えるケースがあります。「賭け方」で説明したケースですね。

その例は「ハードハンドだったけどヒットでAを引いたからソフトハンドになった」「ソフトハンドだったけど1枚を加えてバーストを避けるようにAを1とみなすからハードハンドになった」というケースでした。

いずれも手札にAがある場合という共通点があるわ。Aが来たら要注意よ!

このように、ヒットで新しいカードを引くときはベーシックストラテジーが切り替わる可能性があるので注意しましょう。

注意点2:ベーシックストラテジーでもインシュランスを使わない

ブラックジャックの「インシュランス」とは、ディーラーのアップカードが「A」であるときに、保険(インシュランス)をかける賭け方です。

ただ、ブラックジャックでディーラーがブラックジャックを成功させる確率は5%以下ですので、ベーシックストラテジーを使う使わない以前に、インシュランスをせず、セオリー通りに今ある手札でベーシックストラテジーを運用してください。

注意点3:勝率はカジノやテーブルごとに変わる

ベーシックストラテジーを使っていても勝率はカジノやテーブルごとの「ルール」に左右されることもあります。例えば、以下のようなルールはプレイヤーにとって不利なルールです。

  • デック数:2~8デック(1デックがトランプ52枚組でデック数が多い)と使用トランプ数が多く、シュー内の数字が読みにくい
  • ディーラーのソフト17ルール:ディーラーがソフトハンドの17(A,6)となった場合にスタンドする方が有利だが、7とみなしてヒットする場合は不利になる
  • ダブルダウン:基本的には任意のカードを指定できるが、数字を指定される場合は不利になる

このようなルールはテーブルによっても異なり、不利な場合はベーシックストラテジーを使っていても勝率が下がります。あらかじめ確認しておくようにしましょう。

まとめ

ブラックジャックのベーシックストラテジーは「ハードハンド」「ソフトハンド」「ペアハンド」用の3つのベーシックストラテジー表を使い分ける必勝法でしたね。

実際に利用するときは手元にベーシックストラテジー表がないとつらいと思いますので必ず準備しておきましょう。この記事がみなさんのカジノライフの一助になれれば幸いです。

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