
「数列」などと聞くと抵抗があるかもしれないけど「賭け方のルール」というだけなので、気にせずゲーム感覚で覚えていこう!
また「31システム」という名前にある「31」は「損失額は最大でも31単位(1単位=初期ベット額)以内に収まる」ということに由来しており、予想外の損失に困惑することもありません。

なんとゲームを始める前から最大損失額がわかっているの!その金額さえ準備できれば恐れるものなしね。

初心者でもリスクが少ない賭け方とされているわ。
今回は連勝するだけで利益が出るこの31システムの詳しい賭け方から勝率まで解説してきたいと思います。読み終わる頃には使えるようになっているでしょう。
ぜひ最後までお付き合いくださいませ!
31システムの「賭け方(改良型)」
31システムの賭け方は基本的な以下の通りです。
- 【前提】31システムが使えるのは配当倍率2倍・勝率1/2(50%・2択)のゲーム(後述)
- 最初に賭けるベット額を「1単位」とする
- 「1,1,1,2,2,4,4,8,8(単位)」の数列を1セットとする
- 負けたら右隣の単位に移動していく
- 勝ったら単位が「2倍」になるようにする(以下の表ではレベルを1つ上げる)
- 2連勝したら利益確定!リセットして1単位(以下の表ではレベル1の「1」)からやり直す
- 最後の「8」まで行った場合もリセットして1単位(以下表レベル1の「1」)からやり直す
31システムの賭け方は簡単です。まず数列をより分かりやすくした以下の表をご覧ください。
上記の数字は「単位」であり「1単位」は最初に賭けたベット額1かたまり分を意味します。「1」なら1単位「4」なら4単位(最初に賭けたベット額の4倍)です。
初期位置はレベル1の1列目(一番左)の「1」です。
負けたら右隣の単位に移動していき、勝ったら単位が「2倍」になるようにしますが、表ではレベルを1つ上げ、1階層下の1列目に移動します。

このルール、実は「改良」型よ。
通常は勝っても負けても1つずつ右隣に移動させていくの。勝ったときに失敗で被った損失を早く取り戻せるように“レベルアップ”を導入したのよ!
31システムのシミュレーション【参考にして】
実際の31システムのシミュレーション結果はこちらです。ゲームは配当倍率2倍、勝率1/2(50%)のものとします。
勝敗 | 賭け金 | 次回賭け金 | 還元 | 儲け (賭け分抜き) |
||
1セット | 1 | 勝ち | 2ドル (以後「1」 単位) |
4ドル :レベル2 「2(左)」 |
4ドル | 2ドル |
2 | 負け | 4ドル | 4ドル :レベル2 「2(右)」 |
0ドル | -2ドル | |
3 | 負け | 4ドル | 8ドル :レベル3 「4(左)」 |
0ドル | -6ドル | |
4 | 負け | 8ドル | 8ドル :レベル3 「4(右)」 |
0ドル | -14ドル | |
5 | 勝ち | 8ドル | 16ドル :レベル4 「8(左)」 |
16ドル | -6ドル | |
6 | 負け | 16ドル | 16ドル :レベル4 「8(右)」 |
0ドル | -22ドル | |
7 | 負け | 16ドル | リセット | 0ドル | -38ドル | |
2セット | 8 | 勝ち | 2ドル :初回 ベット額 |
4ドル :レベル2 「2(左)」 |
4ドル | -36ドル |
9 | 負け | 4ドル | 4ドル :レベル2 「2(右)」 |
0ドル | -40ドル | |
10 | 負け | 4ドル | 8ドル :レベル3 「4(左)」 |
0ドル | -44ドル | |
11 | 勝ち | 8ドル | 16ドル :レベル4 「8(左)」 |
16ドル | -38ドル | |
12 | 勝ち | 16ドル | 2連勝 リセット |
32ドル | -22ドル | |
3セット | 13 | 勝ち | 2ドル :初回 ベット額 |
4ドル :レベル2 「2(左)」 |
4ドル | -20ドル |
14 | 勝ち | 4ドル | 2連勝 リセット |
8ドル | -16ドル | |
4セット | 15 | 負け | 2ドル :初回 ベット額 |
2ドル :レベル1 「1(中)」 |
0ドル | -18ドル |
16 | 負け | 2ドル | 2ドル :レベル1 「1(右)」 |
0ドル | -20ドル | |
17 | 勝ち | 2ドル | 4ドル :レベル2 「2(左)」 |
4ドル | -18ドル | |
18 | 勝ち | 4ドル | 2連勝 リセット |
8ドル | -14ドル | |
5セット | 19 | 負け | 2ドル :初回 ベット額 |
2ドル :レベル1 「1(中)」 |
0ドル | -16ドル |
20 | 勝ち | 2ドル | 4ドル :レベル2 「2(左)」 |
4ドル | -14ドル | |
21 | 負け | 4ドル | 4ドル :レベル2 「2(右)」 |
0ドル | -18ドル | |
22 | 負け | 4ドル | 8ドル :レベル3 「4(左)」 |
8ドル | -14ドル | |
23 | 勝ち | 8ドル | 16ドル :レベル 「8(左)」 |
16ドル | -6ドル | |
24 | 勝ち | 16ドル | 2連勝 リセット |
32ドル | 10ドル |

レベル3,4に到達した段階で負けると1セット目のように4,8単位を賭けているのでかなり痛手を負うわね。
でも逆にレベル3,4で勝てれば5セット目の最後のように大きく利益が出ることもあるわ。

初期ベットが2ドルなので2ドルで1単位、32システムなので最大でも32単位(上記の場合最大64ドル)の損失が見込まれるけど、それ以上の損失を被ることはないよ!
2ドル賭けて24ゲームした結果10ドルの儲けが出ました。ゲームの途中連敗する局面もありましたが、1~4セットの終わり(赤太字)を見ると本当に「32単位(上記なら最大64ドル)」以上の損失は出ていません。
31システムの「デメリット」にも注意!
31システムは事前に最大損失額(31単位)が想定できるという大きなメリットがあり、損失に怯える必要はありません。しかし、デメリットもあります。
勝率50%のゲームで2連勝する確率は25%なのに対し、勝ちの次に負けが来る確率は75%にもなります。負けの次に勝ちが来る確率も75%となります。
これが何を意味するかと言えば、勝率50%のゲームは勝ちと負けという結果は交互に来やすいということです。
31システムは2連勝しないと1セットが長引き、利益確定ができません。最長でもレベル4の「8(右)」に至る(9ゲーム)まで続くことになります。
セットが長引く程、1セットの負けの総数が増えていき、利益はどんどん負債の相殺のために削られていくので長期戦になると利益が少ししか出なかったり、利益がそもそも出なかったり損失が大きく出たりします。
31システムは負ける?「セットを繰り返して“勝ち”を待つ」
31システムは各セットで大負けすることはあってもセット最後で損失が32単位(1ドル1単位なら32ドル、2ドル1単位なら64ドルなど)を超えることはありません。
悲観せずに勝てるセットを待ちましょう。

そのため、想定外の大負けするようなことはないわ。
レベル3(4単位)、レベル4(8単位)で勝てれば大きな儲けが出やすい(逆に言えば大きな損失も出やすい)で、損失を巻き返したい時はセットを繰り返してそのタイミングを待ちましょう。
31システムが使えるゲーム
31システムが使えるゲームは勝率が50%(二択)になるゲームでしたね。代表的な例にブラックジャックやバカラ、ルーレット、シックボーなどがあります。




これらのゲームと31システムは相性が良いのでぜひ試してみてくださいね。
まとめ
31システムを使うときは以下の表と合わせてこの記事の内容をしっかり覚えておきましょう。
負けたら右隣の単位に移動していき、勝ったらレベルを1つ上げ、1階層下の1列目にジャンプします。
2連勝するかレベル4の「8単位(右・2列目)」まで行けばセット終了です。これだけはしっかり覚えておきましょう。